腰痛に骨盤矯正は無意味?

腰痛に骨盤矯正。
骨盤がずれているから、腰痛になった。
一度は聞いたことがあるかもしれません。
でも、骨盤矯正を受ける前に。
これを知ってください。
骨盤は、簡単にズレたりしません。
こんにちは。
ストレス性腰痛専門整体師の榊です。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
骨盤は、腸骨、恥骨、坐骨の3つの骨が合わさって作られています。
その右と左の骨盤は、仙腸関節と恥骨結合の2つの場所で関節を作っています。
骨盤がずれていると言うのは、この仙腸関節がずれている。
というのが、骨盤矯正を行う人たちは言います。
でも、この仙腸関節は、強力な靭帯で支えられています。

そのため、そんな簡単にズレることはありません。
では、なぜ腰痛は骨盤がズレている、なんて言われているのでしょうか。
それは、ズレているように見える、からです。
骨盤には、たくさんの筋肉が付いています。

筋肉が固まって縮こまると、身体が傾きます。
身体が傾くと、それに合わせて骨盤も傾きます。
そのため、骨盤がズレているように見えることがあります。
こんな状態で骨盤を矯正しても、まったく効果はありません。
骨盤は、ズレていないからです。
ズレていない骨盤を矯正しても、なんの意味もありません。
もしあなたが骨盤を矯正しても、痛みの変わらない腰痛でお悩みなら。
その腰痛の原因は骨盤のズレではありません。
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